卒業生の声

卒業生の声

こちらでは、過去東京大志学園に通っていた卒業生の生の声をお届けします。当時の心境がどう変わっていったのか、そして現在の様子も語ってくれています。

R.T.さん

周囲への不信感が大きかった自分が、率先して人と関われるように

私は中学1年生から中学卒業まで大志に通室していました。 学校の教室に行かなくなったのは、中学1年生の1学期でした。先生とのトラブルから友人関係にも影響が出てしまったことが原因です。 その時に見つけたのが大志学園です。 大志学園では、さまざまなことを経験しました。月1回の課外活動では、普段見ることができないようなところに行ったり、高尾山でハイキングをしたり、卒業式で送辞を読ませて頂いたことなどたくさんの思い出があります。中学校に行っていたら出来るはずだったものが大志学園で経験できたと思います。 2度と誰のことも信頼しない、と意地になっていた私が、高校でたくさんの人と関わることが出来るようになったのは大志学園で過ごした時間があったからです。 本当にありがとうございました。

Y.N.さん

東京大志学園に入った当初は、正直、通いたいと思っていなかった

私が東京大志学園に入ったのは中学2年生の1月ごろです。
中1のころに友人や先生との関係に悩み不登校になってから、家族にすすめられて大志に来ました。
入った当初、正直私は人と関わりたくなくて「1日行ったらもう許されるかなぁ」と思っていました。実際入った後に一度登校したきり、半年ほどは外に出ることもせず、ずっと家に引きこもっていました。
そんな中、コロナが流行り出して、オンラインの画面越しの授業から徐々に登校もできるようになりました。
友達や先生と会えるのが楽しみに感じるようになり、朝早く大志に行って放課後もみんなで遊んで、気づけば毎日通う事が出来ていました。
私は大志での様々な行事や日常生活を通して、たくさんのことを学びました。
自分から行動すること、みんなと協力することなど、学んだことを活かして、高校やこれからも頑張りたいです。

S.K.さん

自分のペースで通学できたことが良かった

学校に行けなくなった経験がある私は、中学3年生の時に、「高校に毎日通うためには、少しずつ階段を踏むことが大切だ」と気づきました。
「東京大志学園」は、学校に在籍しながら通えるフリースクールで、自分のペースで通学できたことが良かったです。また、様々な経験を通してコミュニケーションスキルが身に付き、高校生活を充実させるための土台作りができました。
高校も卒業し、これからは「自立」という新たな目標に向けて、挑戦していきたいです。

H.M.さん

体験授業で感じた「空気感」が転機に

私は中学3年生の11月から卒業まで東京大志学園に通っていました。
それまでは別のフリースクールに通っていたのですが、あまり馴染めず週に一回行くか行かないかくらいでした。そんな中、クラーク国際高校への入学が決まり、準備登校の際に系列の東京大志学園の先生に出会いました。その時の僕は先生に媚を売っておこうぐらいの気持ちで体験に行きました。体験に行ってまず驚いたのは、教室の空気感でした。生徒同士はとても仲良くしているし、先生やボランティアさんは友達感覚で接してくれてすごく楽しく過ごせました。
徐々に大志の友だちとも仲良くなっていき、大志に行くのが楽しみになるにつれ、教室が休みの日も外に出る機会が多くなっていました。また、この頃から勉強にも力を入れていくようになりました。
特に思い出に残っている行事は、班別ミッションという大志のPR映像の制作です。この行事では、3つの班に分かれて映像を作りました。制作過程では意見がすれ違ったりしましたが、友達の新たな一面を知ることができたり、班の枠をこえて助け合い、無事に動画を作り終えることができました。
東京大志学園の生活では、人との距離感や年齢の違う人との接し方などを学びました。
大志で学んだことのおかげで、友達もたくさんできて、今では一度も休まず高校に通えています。
これからも委員会や部活動などで大志で学んだ様々なことを活かして、高校生活をエンジョイしていきたいです!

N.K.さん

大志生活でのステップアップが将来の夢の原動力に

私は、中学2年生の秋から約1年半東京大志学園に通っていました。
小学校入学直後から学校を休むようになり、4年生くらいからは全く行かなくなりました。中学校進学で気持ちを入れ替えていこうとしてみたけれど、ストレスなどが原因で体調不良を起こし、行くことができませんでした。
小学生のころから、何回か親に相談室やフリースクールを誘われていたけれど行く気になれず断っていましたが、中学2年生の秋に高校進学に危機感を覚え、調べているうちにたまたま大志の先生に会ったことで、私の気持ちが少し変わりました。初めて自分から家の外に出る気になり、すぐに大志に通うことを決めました。
私が人見知りだったこともあり、はじめはお昼を越して過ごすことが不安でできなかったけれど、あるとき、仲の良い人たちと話している流れでお昼過ぎまでいることができ、それからは不安がなくなり1日楽しく大志で過ごすことができるようになりました。
学校へ行っていない間は親以外と関わることがなかったけれど、同世代の集団に入れたことで、楽しいことだけではなく、悩みごとができても、先生や大学生ボランティアの人たちが気にかけてくれ、相談にものってくれるので、そこであまりつまづくことがなく安心できました。
大志では行事が多く、一つひとつがすごく楽しいので、中学3年では毎日朝から充実した1年半を過ごすことができました。この経験があるため、現在の高校生活では不登校のときの私では想像できないくらい明るい日々を送れています。
将来は、大志の大学生ボランティアになりたいです。

E.H.さん

東京大志学園に通っていなかったら今の自分はなかった

私は小学校5年生のとき、学校に通えなくなりました。
当時はどうして学校に行けないのか、行きたくないのか、自分でもよく分からず、親や先生に聞かれても答えることができないため、周りのことを全て拒むような状態でした。
東京大志学園に通うきっかけを作ってくれたのは母です。何度か活動する場所として連れ出された中の1つでした。そのころは色々と落ち着いて、何かしたいけれど何をするのがいいのか分からなくぼんやりしていたので、見学で行った教室や先生たちの雰囲気を見て、今の私にはちょうどいいのかもしれない、と思って通うことを決めました。
中学2年生になるころに通い始め、最初は週1日からの通室でした。積極的に声をかけてくれる大学生ボランティアさんや、先生方を中心に輪を広げていき、行事やイベントなどに参加しているうちに、気づいたら通える日数も増えていきました。周りの友人たちに触発され、進路や将来のことを考えるようになり、高校への進学もできました。
東京大志学園に通っていなかったら、今生活している自分はいないと思うほど大きな存在です。

Y.E.さん

再出発のチャンスと切り替え、楽しく過ごせるように

中学校入学後からの過度な努力が原因で体調を崩し、中学1年生の夏から学校に通えなくなってしまいました。病院に通い、体調をなんとか制御できるようになっても、もう一度学校へ通う気にはなれず、毎日自宅で何もせず過ごす自分も嫌で、もやもやした日々を送っていました。
この状態から抜け出さなくてはと思っていたとき、ゆっくり自分のペースで通えるというフリースクールの存在を知り、そこへ通うことにしました。インターネットで調べて、見学をして、東京大志学園に通い出したのは中学2年生になって少し経ったころ。心機一転、再出発の気持ちでした。
同年代の友人、併設されている高校の生徒、ボランティアで活動している大学の学生、そして大人の先生方といった様々な年代の方と触れ合いつつ、勉強からイベント、遊びまで、様々な経験ができる環境は私に合っていたようで、教室が開いている日は毎日朝から通っていました。
東京大志学園で無事に再出発が出来た私は、高校進学により学校復帰をした後、大学を経て、地元の県庁に入庁しました。大変なこともありますが、なんだかんだ楽しく過ごしています。
不登校というと、「やるべきことができない」とか「もはや何もできない」とマイナスに考えがちですが、見方を変えれば、再出発のチャンスとも考えられます。当時の私のように、もやもやした思いを抱えている方がいらっしゃったら、ぜひ再出発に挑戦してみてください。

M.H.さん

メンタルサポーターの家庭訪問が「元気」の下地に

私が学校に通えなくなってしまったのは、小学3年生のときでした。
当時あまり外に出ることが出来なかったため、週に一度、メンタルサポーターの方に家に来ていただきました。サポーターの方とは家でお話やゲームなどをし、とても楽しく、気分も明るくなりました。
その後、東京大志学園にも少しずつ行き始め、最初の頃は1時間だけという日もありましたが、最終的には家からサポーターの方と教室へ行ったり、一人で電車に乗り、朝から一日いられたりする日が多くなりました。東京大志学園では他学年の人や大学生ボランティアさん、先生方もフレンドリーで話しやすく、時には話が弾んでしまい、帰りたくなくなるほどでした。イベントも多く、文化祭ではみんなでつくりあげてきたバンドを発表しました。練習は大変でしたが、お客さんの前で発表することで自信がつきました。そうした一つ一つの積み重ねが、勉強に対しても前向きに取り組めるようになった下地になったのだと思います。私が元気に学校(高校)に通えているのは、東京大志学園に通っていた日々が大きな力になっているからです。

M.M.さん

東京大志学園は、私に自分を変えるチャンスをくれました

私は中学3年生の9月から中学卒業までの間、約半年間東京大志学園に通っていました。高校進学を考え、いくつかの学校見学をしている中で、たまたまある高校と連携している東京大志学園を見つけたことが出逢いでした。
初めて教室に行った時、友達ができるか、継続して通えるか、緊張や不安を強く感じていました。しかし、先生方や大学生のボランティアさんが、みんなの輪に入れるようにサポートしてくださり、安心して通うことが出来ました。
どんなことでも始めるときは勇気がいると思います。自分を変えてみたいと思ったら、それは勇気を出すきっかけであり、自分からの信号だと私は考えています。東京大志学園は、私に自分を変えるチャンスをくれました。見失いがちだった自分らしさを、ここでもう一度見つけた私は、高校生活を十分に満喫し、この4月からは大学生。当時、色々悩みましたが、チャンスは色々なところにある、そう思います。
今、学校に通うことが難しい小中学生のみんなは、将来に対して不安を抱えていると思います。私もそうでした。1歩踏み出してみようという気持ちが少しでも芽生えたら、まずは見学しに来てみることをおすすめします。

N.W.さん

東京大志学園 では 一日一日が充実していて 気持ちが前向きになれました

私は中学三年の夏から東京大志学園に通い始めました。 最初は午後からしか通うことができませんでしたが、友達と仲良くなり、毎日会うのが楽しくて、それから午前中からも通うことができるようになりました。個別学習では、自分のペースで勉強することができ、授業もわかりやすく楽しかったです。一年足らずの期間でしたが、気持ちが前向きになり、一日一日が充実していて、通えてよかったと思っています。今は高校に毎日通い、勉強や部活など楽しい学校生活を送っています。

A.H.さん

既にできあがっている友達の輪に入れるかどうか不安

中学2年生にあがった頃から休みがちになり、自分の将来をうまく見通せず、焦燥感だけが膨らんでいく中、母に東京大志学園に行くことを勧められました。最初は、新たな学校に転校するような気持で、既にできあがっている友達の輪に入れるかどうかとても不安でした。そんな中、ピアアシスタントの高校生に優しく声を掛けられたのがすごく印象に残っています。急に声をかけられて戸惑ったけれど、その時の嬉しさは今でも覚えています。そこから少しずつ、緊張の糸が解けていき、気がついたら、僕の周りには友達がいました。そうして僕は、「こんな高校生になれたらな」と思うようになりました。そして、先日高校を卒業するまで、僕はピアアシスタントとして、東京大志学園へ実習に行っていました。あの時の、憧れの高校生と同じ舞台に立てていたことが、ともて誇らしく、また、とても素敵な体験をすることができたと、しみじみ感じています。

T.I.さん

不登校が「恥ずかしくて、いけないこと」でなくなった

私は中1から中3まで不登校でした。不登校を経験したからこそ、人の痛みがよくわかりますし、また分かるような人になりたいと思っています。高校に入ってからは不登校を隠さず、打ち上げることも出来るようになりました。不登校は恥ずかしくていけないことだという見方も変わり、自分に自信がつき、シンポジウムなどで不登校のこどもをもつ保護者の方の前でも体験発表ができるようになりました。今を頑張って充実させれば未来に向かって頑張れるようになるし、過去も認められるようになることを、経験者として広めていけたらと思っています。