何の前触れもなく、先生が「まずこの動画を見ながら、一緒にラジオ体操をしましょう！」と授業を始めました。漫才コンビの二人がユニークなラジオ体操を始めます。ラジオ体操をしたあと、「今度は、このコンビの二人の特徴と、ラジオ体操について調べてみましょう」と、タブレットを渡しました。生徒たちはいろいろ調べて、その断片を言っていきます。
ラジオ体操はアメリカが発祥である。この漫才コンビは「全肯定漫才」という、相手を否定しないおしゃべりで笑わせる特徴がある。ラジオ体操をやると健康にいい。褒めてもらえるから気分がいい。…など、どんどん出てきます。それを先生が順序良くまとめて、『この動画を見ながらラジオ体操をやると、なぜいいのか』を説明してくれました。
最後になって種明かし。「これは、プレゼンテーションといって、自分の考えを伝えたり、調べたことを説明する方法です。これは入試だけでなく、高校でもその先の進路でも、就職してからも、とても大事なスキルなんです。その組み立て方をやってみました」
「あとは、人前で何度も経験して、プレゼンに慣れることですね」と言われて、生徒たちは「えっ。無理…」と目を丸くしていました。でも大丈夫。今から少しずつやっていけばいいんです。最初から上手な人はいませんから。
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東京大志学園福岡校では、連携高校のやり方も取り入れ、学力だけでなく、さまざまなスキルを磨く授業も行います。
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