全国屈指の勇壮な祭りとして知られる『博多祇園山笠』は、夏の風物詩。7月1日から始まる神事の数々は、7月15日早朝の『追い山』で締めくくられます。7月12日の校外学習では、そのリハーサルである『追い山ならし』、また、博多の歴史と文化を伝える『博多町家ふるさと館』の見学に行ってきました。
山笠の期間、博多区を中心に、14基の飾り山が展示されています。まずは博多駅で飾り山をじっくり見学。歴史上の人物や伝説をテーマに、絢爛豪華な飾りを人形師が作るそうです。
『博多町家ふるさと館』という体験型の学習施設では、博多の街の歴史と文化に触れました。福岡校の生徒はほとんどが市内に住んでいますが、歴史については知らなかったこともたくさんでした。ふるさと館のボランティアさんから詳しく教えてもらいました。
武家の町「福岡」と商人の町「博多」は、昔からその立場を競い合っていて、それは「博多駅」「福岡空港」「福岡市」など、さまざまな名称にも表れているそうです。
ふるさと館のあとは、いよいよ山笠のリハーサル『追い山ならし』の見学です。たくさんの人がスタートを今か今かと待っています。写真の左奥に見えているのが『清道』という、山の通り道。これは神事なので、厳格な伝統のしきたりにのっとって行われます。
ドン!と太鼓が鳴って、うおおお!と山が走り出します。すごい迫力でした。
山笠は5kmのルートをすごいスピードで走るのですが、わたしたちはゆっくりと飾り山を見たり、舁き山(走る山)を見たりしながら帰途につきました。
東京大志学園福岡校は、「今しかできないこと」「ここでしかできないこと」をたくさん体験しようと計画中です。教室で学んだり、外に出て体験したり、みんなといっしょに楽しみませんか?見学、体験授業は、いつでも受け付けています。ご連絡お待ちしています!