今日、福岡は晴天に恵まれ、気持ちの良い卒業式の朝を迎えました。
卒業生たちがいつものように登校してきましたが、表情はちょっと緊張気味です。なぜなら、卒業式の次第の中に「大志のことば」という項目があり、ひとりずつの思いを発表する場が待っているからです。
「もう帰りたい」「緊張して全部忘れそう」と、みんな不安そうにしています。でも大丈夫。自分のことばで、みんなをずっと見守ってきてくれた人の前で話すのだから、心配はいらないよ、と送り出しました。
式が始まりましたが、今年もコロナ禍のため、卒業生の保護者と教室担当の先生だけのちょっとさびしい式になりそう…と思わせておいて、振り向くといつの間にか教科担当の先生たちがみんなでお見送りに来てくれている、というサプライズもあり、ようやく気持ちがほぐれてきたようです。
そしていよいよ発表です。少ない言葉の中にも、それぞれの思いがぎゅっと詰まった「大志のことば」でした。
こうして旅立つ仲間を無事にお見送りできたことが、福岡校にとって、なによりの一日でした。
東京大志学園では、思い出を共有できる仲間に出会えます。学習だけでなく、いろんな経験を通して成長できる場として、ここから巣立つ時まで、しっかりと支えていきます。