「コラージュで自分だけの窓づくり」を行いました

東京大志学園のファーストステッププランでは、ものづくりを通して、自分のアイデアや感じたことを自由に表現する活動も大切にしています。
今回は「コラージュで自分だけの窓づくり」を行いました。コラージュとは、異なる素材を切り貼りし、組み合わせて一つの作品を作ることです。
材料は、チラシや使わなくなったパンフレット、色紙やフラワーペーパー、セロハンシート、マスキングテープなどです。身近な素材を組み合わせながら、自分だけの「窓の向こうの景色」を表現していきます。
まずは、チラシやパンフレットの中から気になる写真や模様を探すところからスタートしました。

「この空がきれいだな」「この色を使ってみようかな」と、一つひとつ素材を選び、イラストや写真を丁寧に切り抜いていきます。細かな形に合わせてはさみを動かす姿はとても真剣で、作品づくりに集中して取り組んでいる様子が印象的でした。
切り抜いた素材はすぐに貼り付けるのではなく、一度紙の上に並べてみて配置を考えたり、「この色を重ねるとどう見えるかな」と組み合わせを試したりしながら、少しずつ作品のイメージを膨らませていきます。

制作を進める中では、手を動かしているうちに新しいアイデアが浮かび、「こんなふうにしてみよう」と試してみる姿も見られました。また、言葉は少なくても、自分のイメージを大切にしながら、一つひとつの工程を着実に進めていく姿もあり、それぞれが自分らしい表現に向き合っていました。
最後に窓枠をかたどった紙やセロハンシートを重ねることで、一枚の作品がまるで本当に窓から景色を眺めているような仕上がりになりました。

完成した作品は、夕焼けや青空、星空など、さまざまな空の写真を組み合わせて一つの景色を表現したものや、写真の上にフラワーペーパーをちぎって重ねてやわらかな雰囲気を表現したもの、ちぎった色紙を画面いっぱいに貼って色彩豊かに仕上げたものなど、一人ひとりの発想や工夫が感じられる作品ばかりでした。
コラージュには「これが正解」という形はありません。だからこそ、「どれを選ぶか」「どう組み合わせるか」を自分で考えながら進めることができます。
学校生活の中では、「正しくできること」が求められる場面も少なくありません。一方で、このような活動では、自分なりの発想や感性を大切にしながら、安心して表現することができます。
ファーストステッププランでは、これからも一人ひとりのペースを大切にしながら、「自分らしさ」を表現できる活動や、「やってみよう」と思える体験を積み重ねていきます。
