【保護者向けコラム】子どもが「学校に行きたくない」と言った朝、親が最初にできること
子どもが「学校に行きたくない」と言った朝、親が最初にできること

「どうしたらいいの?」と戸惑う朝
ある日突然、子どもから「今日は学校に行きたくない」と言われたら、多くの保護者は驚き、不安になることでしょう。「何かあったの?」「頑張って行ってみよう」「休ませて大丈夫?」と、短い時間の中でさまざまな思いが頭をよぎります。
ですが、そんな朝だからこそ大切なのは、すぐに答えを出そうとしないことです。子どもの「行きたくない」という言葉は、単なるわがままではなく、心や体からのサインである場合があります。
「学校に行きたくない」はSOSのサインかもしれません
心理学には、「ストレス反応」という考え方があります。
強い不安や緊張が続くと、人は「頑張ろう」と思っていても、体が思うように動かなくなることがあります。大人でも、仕事で強いストレスを感じると食欲がなくなったり、お腹が痛くなったりすることがありますよね。子どもも同じように、心の負担が体の不調として現れることがあります。
つまり、「学校に行きたくない」という言葉の裏には、「助けてほしい」「少し休みたい」「どうしたらいいか分からない」という気持ちが隠れていることも少なくありません。
まずは安心できる時間をつくりましょう
そんなときに最初にできることは、原因を探すことよりも、子どもが安心できる雰囲気をつくることです。
例えば、「そうなんだね」「話してくれてありがとう」「今日はつらいんだね」と、子どもの気持ちを受け止める言葉をかけてみてください。
無理に理由を聞き出したり、「どうして?」「何があったの?」と質問を重ねたりすると、子ども自身も気持ちを整理できていない場合は、かえって話しづらくなってしまうことがあります。
安心できる環境が整うことで、少しずつ自分の気持ちを言葉にできるようになる子どもも多くいます。

東京大志学園から伝えたいこと
「学校へ行くこと」だけが、子どもの成長ではありません。
まず大切なのは、安心して過ごせる場所や、「自分の気持ちを分かってくれる人」がいることです。その土台ができることで、子どもは少しずつ前を向く力を取り戻していきます。
もし、一人で抱え込んで苦しくなってしまったら、どうか相談してください。保護者の不安や悩みを整理することも、お子さんを支える大切な一歩です。東京大志学園は、お子さんだけでなく、保護者の皆さんにも寄り添いながら、一緒に「最初の一歩」を考えていきます。
