【池袋校】「あったらいいなを発明しよう」を行いました

ファーストステッププラン(通学)で、「あったらいいなを発明しよう」を行いました。
普段の教室活動ではものづくりに取り組むことが多いのですが、時々「ちょっと調べてみるの時間」として、調べ学習や考える活動も行っています。
今回は、自分たちの身近な困りごとから、新しい発明を考えることに挑戦しました。
困りごとからアイデアを広げる
「困っていることを考えてみよう」と言われても、意外とすぐには思いつかないものです。
そこで今回は、
- 場面から考えてみよう
- 観察から考えてみよう
- 誰かの立場で考えてみよう
という3つの視点から、身近な困りごとを想像し、「こんなものがあったらいいな」を考えていきました。
しばらくは、一人ひとりがじっくり考える時間です。
考え始めると、みんな次々とアイデアを思いつき、一つだけでなく複数の発明案を考えることができました。

アイデアをみんなで共有
考えたアイデアは、その場で発表し合います。
「暑い日も寒い日も、雨の日も快適に過ごせるもの」
という意見は、不思議とみんなから聞かれました。
普段は長い話を聞くことが少し苦手な生徒も、
「みんなの考えをしっかり聞こう」
という声かけのもと、発表に耳を傾けていました。
また、自分の持っている知識を生かしながら、
「それならこんな仕組みもできるかもしれないね」
と助言をしてくれる場面もあり、互いのアイデアを広げ合う様子が見られました。
調べてから発明する
みんなのアイデアを参考にしながら、自分が特に発明したいものを一つ選びます。
「さあ、設計図を描こう!」
……その前に、ひとつ大切な工程があります。
それは、
「すでに似た発明はないかな?」 「今はどんな工夫がされているのかな?」
と調べてみることです。
パソコンなどを使って情報を集め、既存の製品やアイデアについて確認しました。
その上で、
「でも、もっとこうしたい!」 「ここをさらに便利にできそう!」
と、新しい工夫を加えていきます。
こうして、自分だけの発明へとアイデアを発展させていきました。
いよいよ設計図作り
発明の名前を考え、仕組みや特徴を絵や言葉でまとめていきます。
作業中の教室はとても静か。
一人ひとりが真剣な表情で設計図づくりに取り組んでいました。
完成後は、設計図を見せながら発表です。
実は、職員が考えた発明について発表した際には、
「でも、それだと○○が大変じゃない?」
と、生徒から鋭い指摘がありました。
思わず「たしかに!」とうなってしまうような視点で、生徒たちの知識や洞察力の高さに感心させられる場面となりました。

考えることを楽しむ時間
「ちょっと調べてみるの時間」シリーズでは、前回は「生活のなんで?をみんなで集めてみよう」を行いました。
次回は、「どんな大人になってみたい?」をテーマに活動する予定です。
また、「生活のなんで?」で集まった疑問については、今後実験などを通して検証していく機会も作れたらと、生徒と話しています。
活動を通して育まれるもの
座って考える、書く、人の話を聞く、そして発表する。
こうした活動は、生徒によっては苦手意識を感じやすい分野でもあります。
そのため教室活動では、視覚的に分かりやすい資料を用いたり、ゲーム要素を取り入れたりしながら、一人ひとりが参加しやすい工夫を大切にしています。また、「全員が同じようにできなくても大丈夫」という安心感のある活動づくりも心掛けています。
今回の活動では、自分の考えを形にすることの楽しさだけでなく、友だちのアイデアに耳を傾けたり、調べた情報をもとに考えを深めたりする姿が見られました。
「こんなものがあったらいいな」と自由に発想することは、創造力を育むだけでなく、自分の考えを表現する力や、他者の考えを受け止める力にもつながります。子どもたち一人ひとりの発想を大切にしながら、これからも「考えること」を楽しめる活動を続けていきたいと思います。
一人ひとりに合った活動を大切にしています
東京大志学園の教室活動では、創作・調理・ゆるスポーツなど、さまざまな体験活動を行っています。
参加するのは小学生から中学生まで幅広い年代の子どもたちですが、それぞれの興味や得意なこと、その日の気持ちに合わせて取り組めるよう工夫しています。
「やってみたら少し楽しかった」 「思ったよりできてうれしかった」 「また来てみようかな」
そんな小さな成功体験を積み重ねながら、次の一歩を踏み出すエネルギーを育んでいけるよう、日々活動しています。
ぜひ一度、教室の雰囲気を体験しにいらしてください。
