No.7「まわりのことをすべて拒むような状態でした」

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E.H.さん

東京大志学園に通っていなかったら今の自分はなかった

私は小学校5年生のとき、学校に通えなくなりました。
当時はどうして学校に行けないのか、行きたくないのか、自分でもよく分からず、親や先生に聞かれても答えることができないため、周りのことを全て拒むような状態でした。
東京大志学園に通うきっかけを作ってくれたのは母です。何度か活動する場所として連れ出された中の1つでした。そのころは色々と落ち着いて、何かしたいけれど何をするのがいいのか分からなくぼんやりしていたので、見学で行った教室や先生たちの雰囲気を見て、今の私にはちょうどいいのかもしれない、と思って通うことを決めました。
中学2年生になるころに通い始め、最初は週1日からの通室でした。積極的に声をかけてくれる大学生ボランティアさんや、先生方を中心に輪を広げていき、行事やイベントなどに参加しているうちに、気づいたら通える日数も増えていきました。周りの友人たちに触発され、進路や将来のことを考えるようになり、高校への進学もできました。
東京大志学園に通っていなかったら、今生活している自分はいないと思うほど大きな存在です。

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