【保護者向けコラム】学校だけじゃない!子どもの学び方はこんなにある

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学校だけじゃない!子どもの学び方はこんなにある

「学校に行けていないけれど、このままで大丈夫だろうか」
不登校のお子さんをもつ保護者の方の多くが、そんな不安を抱えることがあります。しかし、今の社会では「学び=学校だけ」という考え方は少しずつ変わってきています。子どもが成長する場は、実はとても多様に広がっています。

まず知っておきたいのは、学びにはさまざまな形があるということです。たとえばフリースクールや通信制高校、オンライン学習、地域の活動など、学校以外にも子どもが安心して学べる場所があります。自分のペースで学習を進められる環境は、心の回復にもつながりやすいといわれています。

心理学の分野では、人は「安心できる環境」でこそ力を発揮できると考えられています。これは安全基地(セーフベース)という考え方で、信頼できる場所や人がいることで、子どもは少しずつ外の世界に挑戦する勇気を持てるようになります。家庭や安心できる学びの場があることは、子どもにとってとても大きな支えになります。

また、学びは教科の勉強だけではありません。好きなことに夢中になる経験も、立派な学びです。ゲームを通して論理的に考える力を身につけたり、絵を描くことで表現力を育てたり、動画制作やプログラミングなどを独学で学ぶ子どもも増えています。こうした経験は、自己効力感(自分にはできるという感覚)を育てる大切な機会になります。

さらに近年では、学校以外の教育機会を大切にする考え方も広がっています。文部科学省も、フリースクールなど多様な学びの場を認め、子どもに合った学び方を支援する方向を示しています。つまり、「学校に行けていない=学びが止まっている」というわけではないのです。

東京大志学園では、ファーストステッププランで不登校になってすぐの生徒さんを多くサポートさせていただいております。学習支援ももちろんですが、活動で大切にしていることは「自己肯定感」「自信をつける」など自分自身のことをもっと好きになってもらう。生きる力を育む。こうした活動の中から新しいエネルギーをためてもらうことを意識して取り組んでいます。

不登校の時間は、決して遠回りではありません。自分のペースで心を整えながら、興味のあることを見つけていく時間でもあります。そして、安心できる環境の中で小さな成功体験を積み重ねることで、子どもは少しずつ自信を取り戻していきます。

子ども一人ひとりに合った学び方は違います。学校だけにとらわれず、子どもが安心して過ごせる場所、興味を広げられる環境を見つけていくことが大切です。学びの道は一つではありません。子どもたちの未来には、さまざまな可能性が広がっています。

参考資料
文部科学省「不登校児童生徒への支援の在り方について」
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1422155.htm

文部科学省「多様な教育機会確保法」関連資料
https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/1387008.htm

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