【生徒向けメッセージ】学校に行きづらい時の受験対策

学校に行きづらい時の受験対策

「学校に行けていないと受験はどうなるんだろう」
「みんなと同じように勉強できていない…」
そんな不安を感じている人もいるかもしれません。でも、まず知っておいてほしいことがあります。それは、学校に行きづらい状況でも受験の準備はできるということです。そして、やり方を少し工夫することで、自分のペースで受験に向かうこともできます。
ここでは、学校に行きづらいときでも取り組みやすい受験対策を紹介します。
① 勉強時間は「短くていい」
受験勉強と聞くと、「毎日何時間も勉強しないといけない」と思う人も多いかもしれません。でも、最初から長い時間勉強する必要はありません。
例えば、こんな目標でも十分です。
・1日10分だけ問題を解く
・英単語を5個覚える
・数学の問題を1問だけ解く
・動画授業を1本見る
最初はこれくらいで大丈夫です。大切なのは「少しでも勉強した」という経験を増やすことです。心理学では、こうした小さな成功体験が「自分にもできる」という気持ち(自己効力感)を育てると言われています。

② 動画授業を活用する
学校に行けないと、「授業を受けていないから勉強が遅れている」と感じることもあるかもしれません。でも、今はインターネットでたくさんの授業を見ることができます。
例えば
・YouTubeの授業動画
・オンライン学習サイト
・通信教材
こうしたものを使えば、自分のペースで勉強できます。わからないところは何度も見直せるので、学校の授業より理解しやすいと感じる人もいます。
③ 「得意科目」から始める
いきなり苦手な教科から始めると、勉強がつらくなってしまうことがあります。最初は、少しでも得意な教科や好きな教科から始めてみましょう。
例えば
・数学の計算問題
・社会の暗記
・英単語
「できた!」と感じる回数が増えると、勉強へのハードルが下がります。
④ 過去問を少しだけ見てみる
受験対策で大切なのが過去問です。過去問とは、これまでの入試問題のことです。
ただし、最初から全部解く必要はありません。
例えば
・国語の問題を1問だけ
・英語の長文を少し読む
・数学の最初の問題だけ解く
こうして少しずつ問題に触れることで、「受験問題ってこんな感じなんだ」と知ることができます。

⑤ 面接・作文の準備をする
高校によっては、学力試験だけでなく面接や作文を重視するところもあります。
面接では、例えばこんな質問があります。
・なぜこの高校に入りたいですか
・高校でやってみたいことは何ですか
・将来どんなことに興味がありますか
こうした質問には「正しい答え」があるわけではありません。自分の言葉で考えを伝えることが大切です。
学校に行きづらかった経験の中で考えたことや、自分の好きなことも立派な話題になります。
⑥ 高校にはいろいろな種類がある
高校は一つだけではありません。いくつかの種類があります。
全日制高校
朝から午後まで授業がある一般的な高校
定時制高校
夕方から夜に授業を行う高校
通信制高校
自分のペースでレポートやスクーリングを行いながら学ぶ高校
学校によって勉強のスタイルや入試方法が違うので、自分に合った学校を選ぶことができます。
⑦ 比べなくて大丈夫
受験の話を聞くと、「友だちは毎日何時間も勉強している」と思うかもしれません。でも、人にはそれぞれ違うペースがあります。
・ゆっくり準備する人
・途中から勉強を始める人
・違う進路を選ぶ人
いろいろな道があります。
今は「できることを少しずつやる」ことが大切です。

最後に
学校に行きづらい状況の中で、受験のことを考えるのはとても勇気がいることです。でも、今できることを少しずつ積み重ねていけば、未来の選択肢は広がっていきます。
・10分だけ勉強する
・動画授業を見る
・問題を1問解く
それだけでも十分前に進んでいます。
あなたのペースで大丈夫です。
小さな一歩が、未来につながっていきます。

