【池袋校】体を動かすことで、心も少し軽くなる ―東京大志学園の「室内スポーツ」の授業―

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体を動かすことで、心も少し軽くなる

―東京大志学園の「室内スポーツ」の授業―

東京大志学園では、学校に行きづらさを感じている子どもたちが安心して過ごしながら、自分のペースで学べる環境づくりを大切にしています。池袋にあるフリースクールで、内閣府認定の 公益財団法人 こども教育支援財団 が運営しています。学習だけでなく、子どもたちの心や体の状態にも目を向けながら日々の活動を行っています。

その授業の一つが「室内スポーツ」です。卓球や柔らかいボールを使った運動、簡単なストレッチなどを行い、無理なく体を動かす時間をつくっています。激しい運動ではなく、「少し体を動かしてみよう」という気持ちを大切にしている授業です。

体を動かすことには、心にもよい影響があることが多くの研究で分かっています。運動をすると、脳の中でエンドルフィンという物質が分泌されます。これは気分を明るくし、ストレスや不安をやわらげる働きがあるといわれています。運動をしたあとに「すっきりした」と感じるのは、この働きによるものです。

また、運動はセロトニンやドーパミンといった神経伝達物質にも影響します。これらは気分の安定や意欲、集中力に関係している物質です。体を動かすことでこれらの働きが整い、気持ちが安定しやすくなると考えられています。

さらに、体を動かすことで気分転換になるという効果もあります。悩みや不安を考え続けてしまう状態は心理学では「反すう思考」と呼ばれますが、運動をすると意識が体の動きに向くため、気持ちを切り替えるきっかけになります。短い時間の運動でも、気分の改善につながることがあるといわれています。

健康面でも、適度な運動はとても大切です。体を動かすことで血液の流れがよくなり、体力の維持や睡眠の質の改善にもつながります。生活リズムを整えるきっかけにもなり、日常生活の元気にも関係しています。

また、卓球やボールを使った活動は、友達と自然に関わる機会にもなります。「もう一回やってみよう」「ナイス!」と声をかけ合う中で、少しずつ人との関わりに安心感を持てるようになることもあります。こうした体験は、自己肯定感や社会性の成長にもつながると考えられています。

東京大志学園の室内スポーツの授業は、運動が得意になることが目的ではありません。「体を少し動かしてみた」「楽しかった」と感じる経験を大切にしています。卓球のラリーが続いたり、ボールをキャッチできたり、ストレッチで体がほぐれたりする小さな成功体験が、子どもたちの自信につながっていきます。

学校に行きづらい時期の子どもたちは、心や体が疲れていることも少なくありません。だからこそ、無理のない運動を通して、少しずつ元気を取り戻していく時間を大切にしています。

体を動かすことは、学びの土台となる「心と体の元気」を育てる大切な時間です。東京大志学園では、こうした活動を通して、子どもたちが安心して過ごしながら、自分らしい一歩を踏み出していける環境づくりを続けています。

授業に参加した生徒の声です。「一緒に参加して、体を動かして気持ちもすっきりした」「またいっしょに参加してつながる学びを楽しみたい」「オフラインだからできることを経験できた」などがあがりました。先生や大学生のメンタルサポーターも一緒に行いますのでお気軽に体験授業に参加してみてくださいね。

参考資料

Mayo Clinic
https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/depression/in-depth/depression-and-exercise/art-20046495

Mental Health Innovations
https://mentalhealthinnovations.org/news-and-information/latest-news/physical-exercise-for-good-mental-health/

WHO 身体活動ガイドライン
https://www.who.int/publications/i/item/9789240015128

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