【池袋校】季節を感じる制作活動 ―梅雨の季節のアート制作―

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季節を感じる制作活動

―梅雨の季節のアート制作―

東京大志学園では、学校に行きづらさを感じている子どもたちが安心して過ごしながら、自分のペースで学びや体験を重ねていける環境づくりを大切にしています。池袋にあるフリースクールで、内閣府認定の 公益財団法人 こども教育支援財団 が運営しています。学習だけでなく、子どもたちの心の状態や興味関心に合わせたさまざまな活動を行っています。

その活動の一つが、季節をテーマにした制作活動です。今回は、梅雨の季節に向けた教室内での制作を予定しています。雨が多くなる時期ですが、教室の中でも季節を感じながら楽しめる活動を取り入れることで、子どもたちの創造力や表現力を育てていきます。

今回の制作では、「雨の季節の風景」をテーマにした作品づくりを考えています。色画用紙や折り紙、クレヨンなどを使い、あじさいや雨粒、かさなどをモチーフにした作品をつくります。例えば、丸く切った色紙を重ねてあじさいの花を表現したり、透明なシートに色をつけて雨のしずくを作ったりします。また、子どもたちそれぞれが好きな色や形を自由に選びながら、自分だけの「梅雨の風景」を表現していきます。

制作活動には、創造する楽しさだけでなく、心を整える働きもあります。心理学の分野では、絵を描いたり作品を作ったりする活動は「アートセラピー」と呼ばれ、心のケアにも役立つ方法として知られています。言葉で気持ちを表現することが難しいときでも、色や形を使った表現を通して、自分の気持ちを外に出すことができるからです。

また、制作活動に集中する時間は、心を落ち着かせる効果もあるといわれています。手を動かして作品づくりに取り組むことで、自然と気持ちが整理され、リラックスした状態になりやすいとされています。こうした時間は、ストレスの軽減や気分の安定につながると考えられています。

さらに、制作活動は自己肯定感を高めるきっかけにもなります。自分の作った作品が形になり、「できた」という実感を持つことで、小さな成功体験を積み重ねることができます。特に、正解のない表現活動では「その子らしい表現」が大切にされるため、自分の感じ方やアイデアを安心して表現することができます。

また、制作活動は子どもたち同士の交流のきっかけにもなります。「その色きれいだね」「どうやって作ったの?」といった会話が自然と生まれ、互いの作品を見ながら刺激を受けることもあります。こうしたやり取りは、安心できる人間関係を少しずつ築いていく時間にもなります。

東京大志学園では、作品の完成度よりも「作る時間そのもの」を大切にしています。自分のペースで手を動かしながら、色や形を楽しむことが、子どもたちの心を少しずつほぐしていくからです。

梅雨の季節は、外に出る機会が少なくなりがちな時期でもあります。だからこそ、教室の中で季節を感じながら楽しめる制作活動を取り入れています。あじさいや雨をテーマにした作品が教室に並ぶことで、教室全体が少し明るい雰囲気になるかもしれません。

東京大志学園では、こうした制作活動を通して、子どもたちが安心して自分を表現できる時間を大切にしています。一つ一つの活動が、子どもたちの自信や心の回復につながることを願いながら、日々の取り組みを続けています。

参考資料

American Art Therapy Association
https://arttherapy.org/about-art-therapy/

Psychology Today(Art Therapyの効果)
https://www.psychologytoday.com/us/therapy-types/art-therapy

文部科学省「芸術活動と心の成長」関連資料
https://www.mext.go.jp

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