【保護者向けコラム】絵が好きな子が選べる進路の分野とは?

絵が好きな子が選べる進路の分野とは?
―「描くこと」が未来の仕事につながる可能性―

子どもが絵を描くことが好きだと、「将来はイラストレーターになりたいのかな?」と考える保護者の方も多いかもしれません。もちろんイラストレーターという職業も魅力的な進路の一つですが、実は「絵を描くこと」が活かせる仕事や分野は、想像以上にたくさんあります。
まず代表的なのがデザインの分野です。デザイナーといってもさまざまな種類があります。例えば、ポスターや広告、チラシなどを作るグラフィックデザイナー、企業や商品のロゴを考えるブランドデザイナー、本の表紙やレイアウトを作るブックデザイナーなどがあります。絵を描く力だけでなく、色の使い方やレイアウトの工夫など、視覚的に伝える力が活かされる仕事です。

また、近年特に広がっているのがデジタル分野の仕事です。例えば、YouTubeやSNSの動画を作る動画編集者、アニメーションを作るモーションデザイナー、ゲームのキャラクターや背景を描くゲームデザイナーなどがあります。これらの仕事では、絵を描く力に加えて、パソコンやデジタルソフトを使う技術も重要になります。デジタルコンテンツが増えている今、こうした分野は今後も成長が期待される仕事です。
さらに、アニメやマンガの分野も人気があります。アニメーターや漫画家だけでなく、キャラクターデザイン、背景美術、コンセプトアートなど、作品を作るためには多くの役割があります。一つの作品は多くのクリエイターの協力によって作られているため、さまざまな形で「絵を描く力」が活かされています。
そのほかにも、建築や空間デザインの分野もあります。建物のイメージスケッチを描く建築デザイン、店舗の内装や展示空間を考える空間デザインなど、空間を「視覚的に表現する力」が求められる仕事です。絵を描くことが得意な子どもにとって、アイデアを形にする力は大きな強みになります。
最近では、WebデザインやUIデザインといったインターネットに関わる仕事も増えています。ホームページやアプリの画面デザインを考える仕事で、見やすさや使いやすさを考えながらデザインを作っていきます。イラストや配色、レイアウトの感覚が活かされる分野です。

このように、絵が好きな子どもの進路は「イラストレーターだけ」ではありません。デザイン、動画、ゲーム、Web、アニメ、建築など、さまざまな分野につながっています。むしろ、「絵を描く力」と「デジタル技術」や「アイデア」を組み合わせることで、将来の選択肢は大きく広がっていきます。
東京大志学園でも、イラストを描くのが好きな生徒が多く在籍をしてきました。池袋校では午後の時間に部活動の時間として好きなイラストや作品作りを行えるような時間を設けています。すきを未来につなげるお手伝いを大志の中でも行っています。是非すきを伸ばせる時間を一緒に作っていきませんか。
大切なのは、子どもの「好き」という気持ちを大事にすることです。好きなことに取り組む中で、自然と技術が身についたり、新しい興味が生まれたりします。そして、その経験が将来の進路につながることも少なくありません。
絵を描くことが好きな子どもにとって、その「好き」は大きな可能性の種です。保護者の方がその興味を温かく見守りながら、さまざまな進路の選択肢を知っていくことで、子ども自身も未来の可能性を広げていくことができるでしょう。

