No.6「不登校は見方を変えれば再出発のチャンス」

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Y.E.さん

再出発のチャンスと切り替え、楽しく過ごせるように

中学校入学後からの過度な努力が原因で体調を崩し、中学1年生の夏から学校に通えなくなってしまいました。病院に通い、体調をなんとか制御できるようになっても、もう一度学校へ通う気にはなれず、毎日自宅で何もせず過ごす自分も嫌で、もやもやした日々を送っていました。
この状態から抜け出さなくてはと思っていたとき、ゆっくり自分のペースで通えるというフリースクールの存在を知り、そこへ通うことにしました。インターネットで調べて、見学をして、東京大志学園に通い出したのは中学2年生になって少し経ったころ。心機一転、再出発の気持ちでした。
同年代の友人、併設されている高校の生徒、ボランティアで活動している大学の学生、そして大人の先生方といった様々な年代の方と触れ合いつつ、勉強からイベント、遊びまで、様々な経験ができる環境は私に合っていたようで、教室が開いている日は毎日朝から通っていました。
東京大志学園で無事に再出発が出来た私は、高校進学により学校復帰をした後、大学を経て、地元の県庁に入庁しました。大変なこともありますが、なんだかんだ楽しく過ごしています。
不登校というと、「やるべきことができない」とか「もはや何もできない」とマイナスに考えがちですが、見方を変えれば、再出発のチャンスとも考えられます。当時の私のように、もやもやした思いを抱えている方がいらっしゃったら、ぜひ再出発に挑戦してみてください。

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