他者との良い出会いが人を変える
今、休んでいるのも必要な時間です。いろいろな道があっていいと思うので、苦しまないで自分らしくいてほしいです。
友だちとトラブルがあり、人間不信になってしまったことがきっかけで、小学5年生から中学2年生まで約2年半家で過ごしていました。
小学生のときには学校の話題には触れず、趣味ややりたいことを応援して、見守るようにしました。中学生になったら、本人に代わって定期的に手紙や配布物を取りに行き、先生と繋がりを持ったり、手紙を通して学校の情報を何気なく知らせるようにしたりしました。
学校ではなくても自治体の適応指導教室や塾、フリースクールなどがあることも話しましたが、本人が行きたいと言うまで待ちました。
中学3年生から高校進学を意識して、適応指導教室やフリースクールに行きだしました。
今日まで、中学校、フリースクール、適応指導教室、スクールカウンセラー、病院の先生や看護師さんなど多くの人に支えていただき、救われた部分が沢山あって変われたと思うので、やはり人が変われるのは、他者との良い出会いが大きいと感じています。もっと相談できたり、子どもの拠り所になるところがもっと沢山できればいなと思います。
沢山の人に支えられた経験や苦しい経験をしたからこそ、これからの人生の糧にできることがあると思うので、プラスに考えています。