その子自身を受け入れていれば良い
娘は中学2年生のときに約半年、不登校でした。とても辛そうにしていたため、こちらも辛かったです。学校に行けなくなってしまったことは悪いことではない。心身共に元気になるために必要なこと。勉強はいつでもできる。正々堂々と休んでいい。と声をかけていました。私自身が不安に感じたときは、身近な人にどうしたら良いか助言を求めていました。
具合が悪いときにひたすら寄り添えたことは良かったと思います。どこまでやって良いか、やらない方が良いか、悩むこともありましたが、色々考えた結果自分自身が後悔しないようにしようと決心し、過保護かもしれないことでもやりたいことはやり尽くしたので、やらなければ良かったと思うことはないです。
娘はこの期間を通して良い意味で本当の自分自身を知ったと思います。うちに限っては本当に必要な時間だったと感じます。私たち親は娘が元気になってからは娘自身が変わったので安心して手放すことができ、今後は自分の判断で行動できると確信を持てました。
その子一人ひとりに学校へ行かない、行けない理由があると思います。一概には言えませんが、子ども自身に立ち直る能力は元々備わっていると思います。保護者はその手助けだったり肯定だったり、その子自身を受け入れていれば良いのだと思います。勉強するもしないも自分次第。良い意味で子どもからの自立ができてからは(親が)とっても気が楽になりました。