【20220727メールマガジン】中学進学後 学習の遅れが気になる…

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適応指導教室に通うようになりましたが、学校での勉強範囲には全くついていけていないようです。このままでいいのでしょうか。(中1女子の父)

フリースクールに通っています。勉強しようとしても中途半端に終わってしまい、なかなか進まないようです。どのように学習に取り組み、進めていけばよいのでしょうか。(中1男子の母)

お二方ともに学習の遅れを心配されているのですね。
まずは、そもそも勉強に気持ちが向かない理由をいくつか考えてみました。
①思春期が本格的に始まり、自分と周囲とを比べ「勉強が遅れている」=「自分が劣っている」という気持ちから、なかなか勉強に手がつかない状況
②勉強をするにも何をどこから進めるのが自分に合っているのか分からなくなっている可能性
③とくに中学生になると、授業・学習の量が増え、「勉強する」=「全教科追い付かないといけない」、と考えてしまうと余計に、どこから手をつけていいか分からなくなってしまっている
④目標が見いだせず、モチベーションが維持できない場合
いかがでしょうか?

複合的にあるように感じます。

中学生になると、授業・学習の量がどっと増え、小学校よりも範囲の広い定期テストが始まります。また、思春期も本格的に始まり、自分と周囲との習熟度の違いについて気にし始める時期でもあると思われます。

対応が難しいな、と感じる場面も増えてきました。

ご相談いただいているお子さまの状況が「学校以外の居場所」に通っているとのことです。仮に前述の気持ちを持っているとするなら、そのうえで「ご自宅よりも小・中学生が勉強している雰囲気を強く感じる環境」に身を置いていること自体、とても素敵なことですね。
学習を長続きさせるコツをいくつかご紹介します。
①すべての教科をまんべんなく取り組むよりも、好きな教科や取り組みやすい科目から始めてみてはいかがでしょうか。1つの教科で自信がつくと、苦手な科目もチャレンジする意欲がわきやすくなります。
②目標が明確に設定しやすい「検定」の学習を提案してみる方法もあります。検定日・範囲・学習内容が明確なので、目標のない「長距離走」と比べ、いくらか「ゴールが見える単距離・中距離走」に映るかもしれません。
③中学2・3年生になってくると「高校見学」なども刺激の一つになるでしょう。「高校に行きたい」という気持ちが育ってくると「学習する必要性」が心の中で芽生えやすくなります。

ほかの人の進度に比べ、自分が進んでいないことに落ち込むことがあるそうです。

何をどこから進めるのが自分に合っているのかわからなくなっているのかもしれません。まとめになりますが、
①まずは好きな科目や取り組みやすい分野から始める
②目標を明確に設定しやすい検定学習などに取り組む
こちらを実践されるとよいかもしれません。

いまはさまざまな分野の検定がありますよね。

検定を取得していると、高校進学を考える際に選択肢が増え、受験に役立つ可能性もありますのでお勧めです。

まずはとりかかりやすい分野や好きな科目から始めてみること、興味のある検定学習に取り組んでみることをお勧めします

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