【20220921メールマガジン】スマホを手放せないときの対応

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学校を休みがちになり3カ月が経ち、昼夜逆転しています。スマホを手放さないため没収するときもありますが、親子の関係が悪化します。とりあげない方が良いのでしょうか。家族はどのように対応していくべきでしょうか。

お話のなかでよくお聞きする問題です。小学生までなら没収に効果はあるかもしれませんが、中学生からはしないほうが良いと思います。これはおっしゃる通り関係が崩れ、関係悪化につながる恐れがあります。

ただ、親としては、スマホの時間で現実逃避を長いことしているという状態に抵抗があります。声かけの良い方法はありますか?

単純に没収するのではなく「あなたの体調が心配」など、本人の健康に視点を当てた声かけを心がけてみてはいかがでしょうか。
本人がご自分で気づいてセーブしていけることが理想ですね。

使用のルールや、気をつけたほうがいいことがあれば教えてください。

没収または本人任せという究極の二択以外の方法を検討してみると良いと思います。時間がきたら家族に預ける、課題が終わったら返すといった一日の使用時間を決めるなどのルールをつくり、本人がしぶしぶでも納得できる方法を決めていくのはいかがでしょうか。体調面で心配な症状があったり、昼夜逆転の程度にもよりますが、あまりに長引くようであれば医療機関を利用することも選択肢にいれても良いかもしれません。

体験談を発表した生徒です。
暇だと時間をつぶすために、ついスマホを触ってしまうことが多くなっちゃいます。離れるのは、自分自身で気づかないとなかなか難しいと思いますが、うすうす「このままだとまずいな」とホンネでは感じている子もたくさんいるんじゃないでしょうか。
スマホ以外に自分の趣味が増えると、結果的にスマホ離れできるかもしれません。私は、推しアイドルの雑誌を眺めたり、本を読んだり、あとは強制的に寝る、土日に無理やりスケジュールを入れる、ファーストフード店に行く、という方法をとっていました。

究極の二択以外の方法を検討し、心身の健康を考慮した対応をすることがポイントです

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