【生徒向けメッセージ】不安って、なくならないのかな?

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ふとしたときに、心がざわざわすることはありませんか?
これでいいのかな。
この先どうなるんだろう。
何もしていないのに、急に不安になることもあると思います。

そんなとき、「不安って、どうすればなくなるんだろう」と考える人も多いはずです。
でも実は、不安は「なくす」ことが目的ではないのです。

心理学では、不安は「自分を守るためのサイン」とされています。
たとえば、「明日のことが不安」と思うのは、「どうすれば安心できるかな?」と考える力があるから。
つまり、不安は「気をつけてね」「準備してね」と、心が出してくれている大切なメッセージなんです。

それでも、不安で胸がいっぱいになって、動けなくなるようなときもありますよね。
そんなときは、「不安とつきあう方法」を少しだけ知っておくと、心がラクになります。

たとえば、認知行動療法という考え方では、
「不安なときは、考え方と行動のクセを見直してみよう」と言われています。

たとえば、
「全部うまくいかなきゃダメだ」と思ってしまうと、不安はどんどん大きくなります。
でも、「ちょっとでもできたらOK」「まずは1つやってみよう」と考えると、不安は少しずつ小さくなっていきます。

また、体と心はつながっています。
不安が強いときは、
・深呼吸をする
・温かい飲み物を飲む
・「大丈夫」とつぶやく
そんな小さなことでも、心は少し落ちつきます。

大事なのは、「不安をなくす」ことではなく、
「不安といっしょに歩く力」を持つことです。

雲が流れていくように、不安もずっと同じ形ではありません。
あなたの中には、ちゃんと乗りこえていける力がある。
それを忘れないでください。

自分とうまく付き合う方法を一緒に考えてみませんか。

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