【230821メールマガジン】経験者からのメッセージ

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一歩踏み出したいことで大きな変化が

学校に行かない期間(1年3か月ほど)は、息子が自分と向き合うとても大事な期間だったと思います。 これからどうしていきたいのか、まだわからなくても話し合うこともできました。 学校に通っている期間は、息子は毎日イライラしていましたし、話し合う余裕もありませんでした。学校では、課題や行事に参加できなかったり、気持ちが向かないときに声を掛けられたりすることで、荒れてしまうことの多い日々でした。
不安が強かった時期の息子は、ゲームや動画に夢中になっていました。 自己否定をしていたころは、怖い動画や闇の世界のような動画を見ることが多かったので心配でした。 気持ちが前向きになってきてからは、楽しい動画を見たり、楽しいゲームをするようになりました。 
私はなるべく自分のことは自分でできるようにサポートをしました。 寝る時間だけは守るようにし、 声掛けはなるべく否定的にならないように気をつけました。 
小5の春に福祉のサポートが手厚い地域の小学校(特別支援学級)に転校をしました。その後は荒れることもありながら、先生が向き合ってくださり、言葉で伝えることや、イライラする前に休憩を挟むという方法を息子と一緒に練習してくださいました。登校しぶりも多々ありましたが、ほぼ毎日通うことができ、とても成長した一年でした。 その後は家庭の都合で転居することとなり、フリースクールに通い始めました。東京大志学園には嫌がることなく通えています。 
子どもの安心できる居場所は、今住んでいる地域の小学校や中学校だけではありません。安心して過ごせる場所はきっとあります。居場所探しは本当に大変ですが、私は一歩踏み出し地域を飛び出したことで本当に信頼できる方々や先生に会うことができました。もしもグレーゾーンや発達障がいをかかえている子どもさんで、今の学校に合わないようであれば地域を変えてみることで大きな一歩に繫がることもあります。専門知識や心理資格のある先生と関わることができる居場所が安心かと思います。

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